個人ブログにお問い合わせフォームが必要なのかどうか悩むところですが、あって損はありません。設置が可能なら、用意しておくのがおすすめです。
連絡手段のあるサイトは信頼性が高まる
お問い合わせフォームなど連絡先の手段を明確にすることで、信頼性が高まります。
ブログでは基本的にコメントを残すことができるので、”お問い合わせフォームがなくてもコメントを残せれば十分なのでは?”と思うかもしれません。
ただ問い合わせをする側からすると、”他の人に見える形で情報を残したくない”というケースもあります。
”公開しているSNSアカウントからダイレクトメッセージを送ってもらう方法は?”と思うかもしれませんが、相手がそのツールを使っていなければ連絡が取れません。
対企業の場合には、企業のSNSアカウントがないケースも多く、個人アカウントからはメッセージを送りたくないという場合もあるのです。
何かしらの方法で連絡を取りたくても、その連絡先がなかったら不信感に変わります。
お問い合わせフォームがあれば、24時間必要な時に連絡を取ることができるというのがメリット。
メーラーを起動する必要もなく気軽にメッセージを送れるため、問い合わせ増にもつながります。
個人ブログでもお問い合わせフォームが必要とされるケース
個人ブログで流入数も少ないし・・・と思っていても、思わぬ連絡がくることがあります。
個人情報を公開したくないという時にも、連絡先(メールアドレス)を非公開で受け付けることのできるお問い合わせフォームが便利です。
思いもよらない依頼がくる場合がある
個人の小さなブログであっても、思いもよらない依頼がくる場合があります。
私の場合には、こんな依頼がありました。
- ”ブログの内容を再現VTRで紹介したい”と有名なテレビ番組からの依頼(事件簿の日記)
- とあるブログ内容についてラジオで語って欲しい(関東エリア40分枠)
- 誰でも知っているような大手企業からの執筆依頼
個人のブログでも、情報源になるんだなと実感してびっくりです。
また、検索で上位に表示されるようになると、”○○のキーワードで上位に表示されていたので、お願いできませんか?”というようなクローズド案件の依頼がくるようになります。クローズド案件とは、一般には公開されていない案件のこと。
一般には公開されていない分、高単価のお仕事にもつながります。
公開したくない=見える場で依頼することはできないため、お問い合わせフォームがあると依頼しやすくなるというわけです。
イチ個人でも情報を発信する責任を
個人ブログなので好き勝手に書いてもいい・・・と思っていても、検索で情報が見つかる状態にある限り、間違った情報を発信し続けるべきではありません。
間違った情報を発信すると、思わぬ場所で思わぬ事態が起こることもあります。その間違った情報を元に「情報元となる先に問合せが相次ぐ」といったことも多々あるのです。
そういった時にブログを書いた人に連絡を取りたくても、連絡先がないと、間違った情報を訂正してもらうことができません。
訂正ができないことにより事態が大きくなれば、ブログを書いた人を特定する動きになり、何かしらの責任を問われることにもなりかねません
間違った情報を速やかに訂正するためにも、お問い合わせフォームは必要でしょう。
ー参考記事ー
個人ブログの内容間違い、発信者は責任を負うべきか/日本経済新聞
お問い合わせフォームで準備しておきたいもの
アクセス3万程の頃、お問い合わせフォームを設置後に10日で2件のお問い合わせがありました。効果抜群!
いまでは週1件〜お問い合わせをいただくようになりました。実際にお問い合わせ対応していて、準備しておいた方がよさそうと思ったことをご紹介します。
お問い合わせ用のメールアドレス
お問い合わせフォームを設置すると、不特定多数の人から連絡がきます。
個人のお仕事用メールアドレスでは署名に個人情報を記載していますが、”個人情報を晒してしまっていいのか”と不安になることも。
そこで、公開しても問題ないアドレスを作成しました。
Googleの問い合わせフォーム
2020年からWordPressのお問い合わせフォームから、Googleの問い合わせフォームに変更しました。理由は3つ。
- スパムの問い合わせが多くなった
- Googleフォームなら問い合わせ対応の進捗を管理しやすい
- Googleフォームなら、これまでの問い合わせも一覧で確認できる
こんな感じで問い合わせ元を確認できるように、問い合わせ内容をタブで分けることも可能です。(それぞれの問い合わせフォームは別で作成)
便利なGoogleフォームの使い方については、こちらの記事を参考にしてみてください。
お問い合わせに返信しなくても良い?注意事項を記載
ブログへの流入(アクセス)が増えていくと、お問い合わせが増えていきます。
なるべく返信の時間を減らしたい場合には、あらかじめ記載しておくことで、お互いに時間をロスしなくて済むかと思います。
私がこれまでに記載してきた、お問い合わせフォームのページに記載した注意事項を参考にどうぞ。
技術的な質問の問い合わせに関する注意事項
技術的な情報が多いブログでは「こういう場合はどうしたらいいですか?」という問い合わせも増えました。
お仕事している身では技術に関する個人的な質問が多くきても返信が難しいため、お問い合わせフォームに以下の補足の文章を追加したところ、こなくなりました。
技術的な方法など個人的なご質問に関しましてはお応えできかねますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
商品紹介に対する問い合わせに関する注意事項
商品紹介依頼のお問い合わせで、納期が短い・商材が合っていないetc…といったケースでお断りすることが増えたため、以下の文章を追加しました。
実際に使用したり体験することで、”他の人にも紹介したい”と思えるものしかご紹介していません。そのため、掲載までにお時間を時間を要し、内容によってはお断りさせていただくこともございます。
あらかじめ、ご了承ください。
「内容により返信しません」という注意事項
さらに時間に追われるようになると、誰にでも送っているような営業メールには返信しなくなったのだけど「メール確認していますか?」みたいな催促メールも…。
あらかじめ「内容により返信しません」と伝えておけば、モヤモヤ気分もなくなります。
お問い合わせの内容(サービスのご紹介など)によりましては、返信いたしかねることもございます。あらかじめご了承ください。
プロフィールページとの組み合わせもおすすめ
SNSなどでPRをする際、ブログ・他のSNSをPRするためには欄が足りません。そんな時には、プロフィールページを作成しておくと便利です。
私はペライチのページと組み合わせ、こんな感じでお問い合わせフォームへのリンクを設定しました。
ペライチについての詳細はこちらの記事を参考にどうぞ。
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