- 無料でイベントの予約管理をしたい
- 予約を一元管理したい
- オンラインで予約の受付をしたい
そんなご相談も受けるため、Peatix(ピーティックス)を試しに使ってみました。無料のイベント管理システムを探している人は、参考にしてみてください。
- オンラインのみの受付(電話・Fax等Peatix外の情報登録箇所なし)
- 独自の入力フォームも追加したい
- 簡単に当日の受付をしたい
イベント登録の流れ
まずはイベントの名称・日時・場所といった基本情報を入力します。
作成できるチケットは3タイプ。
- 有料チケット:事前決済、事前集金
- 無料チケット:出欠確認・当日会場払い
- チケットなし:イベント告知・宣伝のみ
その後、チケットの詳細を設定します。
- チケットの種別
- 販売予定数
- 販売期限
- チケットごとの購入可能枚数(1回の申し込みでの制限)
- 支払い方法
- チケットの譲渡(可能・不可能を設定)
チケットの種別は、項目の下にある+ボタンを押すことで枠を増やせ、種類枚の枚数を設定できます。
時間帯毎に人数を決めているイベントでの活用も便利そうです。
最後にイベント詳細を伝えるページの設定を行います。
- カバー写真
- イベント詳細
- フォーム
- プライバシー設定(パスワード保護・限定公開・一般公開)
- イベントURL(わかりやすいものに設定可能)
- 参加者情報の表示(参加者のニックネーム・参加者数)
- 緊急連絡用電話番号(非公開・peatixからの連絡用)
フォームの項目を使って、個別の質問内容を設けることも可能です。
(フォームを設定しなくても購入者のカタカナ氏名、チケット名、枚数は取得可能)
- テキストボックス
- テキストエリア
- ラジオボタン
- チェックボックス
- ドロップダウン
- メールアドレス
- 日付
- 電話番号
また、共同管理者を追加することもできます。すべて設定が完了したら「公開」ボタンを押して終了です。
当日の受付は簡単
Peatixは紙のチケットは発行されず、スマートフォンがそのままチケットとなります。状況に応じての受付対応が可能になっっています。
- タップでの受付(アプリに表示されたチケット画面のボタンをタップ)
- QRコードを受付アプリでスキャン(アプリをもっていない人)
- パソコン・紙のリストでの受付
イベント参加者が多いほどさまざまなケースが想定されるため、しっかり準備しておいたほうがよさあそうです。
参加者への連絡・登録等について
参加者にメッセージで連絡する方法は3パターン。
- 参加者全員にメッセージを送信する
- 個別にメッセージを送信する
- 支払状況やチケットごとにメッセージを送信する
ファイルを添付することはできないため、必要な場合にはフォーム機能でメールアドレスを取得し、個別に送ることになります。
Peatixでの受付は、オンラインのみ。たとえばFAXや電話等、別の方法で受付した人を参加者一覧に追加することはできません。
参考:Peatix外からの注文を、参加者一覧に追加できますか?
Peatixこんな人には不向き
無料でも使い勝手がとてもよいPeatix。その良さから、地方自治体の「復興支援プレミアム付商品券」で利用されているケースも多くあります。
ただ、こんなケースでは不向きかなと思います。
- 電話やFaxでの申し込みも一元管理したい
- オンラインの環境がない状況で利用(Wifiが届きにくい地下とか)
- 厳重なセキュリティ管理をしたい
セキュリティについていうと2020年11月に不正アクセスによる個人情報の流出があり、地方自治体の商品券の予約のためにユーザーとして利用していた私も、あらゆるサービスで不正アクセスを受けることになりました…(パスワードサービス毎に変えてて良かった。。。)
参考:弊社の運営する「peatix」への不正アクセス事象に関するお詫び
一度こういうことが起きると、次はないように対策をしっかりしているとは思いますが、どのサービスを利用するにしてもリスクを考えておくのがよさそうです。
無料イベントならGoogleフォームも便利
オンラインでの購入等が必要ないのなら、Googleフォームも便利です。
今回Peatixを検討した私ですが、Faxでの申し込みも受け付けたいとのことでGoogleフォームにしました。
エクセルのようなGoogleドキュメントを利用して、内容によってタブで情報を分けたりもできるので、情報管理に便利です。
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