ブログ、ホームページ、ネットショップなど。スタートする際には独自ドメインの取得をおすすめしています。
- 覚えてもらいやすくなり信頼性があがる
- 独自のドメインパワーを蓄積できる
- 別のサービスに変更しても継続して使える
それぞれについて詳しく解説します!
そもそもドメインとは?
ドメインとは、インターネット上の住所です。
たとえば場所を経度、緯度の数値で伝えられてもイメージできません。○○県○○市○○町といった住所で伝えると、相手もイメージしやすくなります。
同じように、インターネットもIPアドレスという数値で割り振られています。それを「○○.com」というようなドメインを設定することで、わかりやすくなるのです。
ドメインはサービス側で用意してくれていることもあります。でも自分だけのドメイン(独自ドメイン)を取得すれば、世界で一つだけのオリジナルURLになります。
メリット1.覚えてもらいやすくなり信頼性があがる
ブログ・ホームページ・ネットショップなど”無料でスタートできる”サービスを提供している会社は、ドメインも無償で提供しています。
この無料のドメインは「そのサービス会社が取得したドメインを、複数の人が利用できる」ように設定してあります(共有ドメイン)。
サービスのドメインの中で割り振られたURLになることが多く、たとえば私のプロフィールページで使用している「ペライチ」のURLはこんな感じ。
peraichi.com/landing_pages/view/sakapon
▼ペライチで作ったサイト
sakapon以外は、多くの人と共通するURL部分になっています。
無料で利用できるのはメリット。でもURLが長くなるうえ、ドメインで”無料サービスを使っている”というのがまるわかりなので、お仕事の名刺とかに載せるのにはイマイチ。
そこでサービスに由来しない「自分だけの独自ドメイン(URL)」を取得して、ページに設定すれば伝わりやすくなります。
ドメインを取得するのにおすすめのサービスは、この2つ。利用している人が多いので、設定に困ることがありません。
個人的にはムームードメインがわかりやすいのでおすすめ。
ドメインを取得する場合は、トップページで取得したい綴りを入力。
検索結果でどのドメインに空きがあるのかと、新規取得費用(1年)が表示されます。(ドメインによって1年目が安く、2年目(更新時)に料金が上がるケースもあります。)
企業だったら「co.jp」などjp(japan)が入っているドメインが、日本ならではの安心感を与えてくれます。そのため料金も高め。
なるべく費用を抑えたいと考える一般的なサイトでは、「.com」や「.net」が選ばれることが多いです。
サーバーやネットショップなど有料サービスの一部では、独自ドメイン取得まで無償で提供している場合もあります
2023年になり「取得したドメインがプレミアムドメインに設定されて継続ができなくなった」という相談がありました。なるべくトラブルに巻き込まれないように、信頼あるレジストリが扱っているドメインを選ぶようにしましょう。
メリット2.独自のドメインパワーを蓄積できる
検索でサイトを見つけてもらいやすくなるためには、検索結果で何番目に表示されるのかが大事です。
検索結果の順位に影響するのが、ドメインパワー。Yahoo!のドメインパワーをチェックしてみると、こんな感じ。(※ツールによって指標が異なるので数値はあくまでも目安です)
ドメインパワーの計測・チェックを無料で – パワーランクチェックツール | アクセスSEO対策ツールズ
検索エンジンは「なるべく信頼できて、検索している人にとって役に立つサイト」の順位をあげたいと考えて、判断指標を日々調整しています。
どれぐらい信頼ある他のサイトからリンクがされているか、取得してどれぐらいのドメインなのか(ドメイン年齢/ドメインエイジ)というのも大事な指標なのです。
「複数のユーザーで使う共有ドメイン」の場合、いい影響だけでなく悪い影響を受ける場合もあります。
メリット3.別のサービスに変更しても継続して使える
共有ドメインは利用している会社が取得したものなので、利用をやめたら使い続けることができません。
対して自分で契約した独自ドメインは自由。たとえば「はてなブログ」で利用していた独自ドメインを、WordPressで新しく作成したブログサイトに付け替えることも可能です。
サイトを移転したとしても、名刺に記載しているURLを変更しなくてもよくなるのがメリットです。
事前に「サービス名+独自ドメイン+移管」で検索してみてください。
外部で取得した独自ドメインを設定できないサービスの場合には、サービス内で取得した独自ドメインを移管することができない(他のサービスで使えない)…というケースが多いのでご注意を。
取得した独自のネーミングで認知度と評価があがってきた、けれど、その権利は他人。ってもったいなさすぎですよね?
同じような理由で、独自ドメインの権利があるって大事です。
独自ドメインの取得は簡単
独自ドメインは、ドメイン取得サービスのページで検索して、空きがあればすぐに取得できます。
この2つなら、たいていのサービスページに設定の仕方が詳しく解説してあります。
独自ドメインによってはデメリットもあるので、選び方は慎重に。
利用するサービスが有料なら、独自ドメインを無償で提供している場合も。
サービスを乗り換える可能性も考えて、事前に独自ドメインの設定が可能かどうかを確認するようにしておきましょう。
- 独自ドメインを設定することができるか
- (利用するサービス内で取得できる場合)ドメインの移管が可能か
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