ECサイトの運営において、なるべく多くの決済手段を導入することが欠かせません。なぜなら、決済手段が少ないと顧客の離脱率を高めてしまうからです。
一つずつ決済手段を取り入れると手間がかかりますが、決済処理サービスを導入することで一度に多数の決済手段を取り入れられます。
クレジットカードを持たないユーザーへリーチするための、おすすめ決済サービスは「KOMOJU(コモジュ)」です。本記事では、KOMOJUの特徴やメリット・デメリットについて分かりやすく解説しています。
KOMOJU(コモジュ)とは
KOMOJUとは、オンライン決済を提供する決済処理サービス会社のことです。多種多様な決済手段を取り揃えており、クレジットカードを持つユーザーはもちろんのこと、クレジットカードを持たないユーザー層にもアプローチできます。
また、ShopifyやWooCommerceといった有名プラットフォームECへ手軽に導入できるのも魅力的です。
他にKOMOJUは、中国や韓国、成長途上の東南アジアといった地域にも導入されています。
KOMOJUを活用することで、アジアやヨーロッパへの展開も視野に入れやすくなるでしょう。
KOMOJUの基本情報
事業内容 | 決済処理サービス |
導入地域 | 日本、中国、韓国、東南アジア、ヨーロッパ |
決済方法(日本) | ・コンビニ決済 ・Paidy(後払い) ・クレジットカード(Visa・Mastercard・JCB・Amex・Diners) ・キャリア決済(docomo・Softbank・au) ・Pay-Easy ・スマホ決済(PayPay・メルペイ・LINE Pay) ・プリペイド決済(WebMoney・BitCash・NETCASH) ・銀行振込(Bank Transfer) |
対応プラットフォーム | Shopify、WooCommerce、WIX、Magento |
料金 | ・導入費用:無料 ・月額費用:無料 ・決済手数料:1.4%~12% |
運営会社 | 株式会社DEGICA |
KOMOJUが選ばれるポイント5つ
KOMOJUが他の決済サービスと比較して優れているポイントは下記の5つです。
- クレジットカードを持たないユーザーにアプローチできる
- 固定の月額料金や導入のための費用が必要ない
- 強固なセキュリティを誇る
- 登録が早くて導入も簡単
- 海外の決済方法にも対応している
1つずつ見ていきましょう。
1.クレジットカードを持たないユーザーにアプローチできる
KOMOJUを利用することで、クレジットカードを持たないユーザーにもアプローチが可能です。
KOMOJUはクレジットカードの他に、コンビニ決済やキャリア決済、銀行決済やスマホ決済など、多種多様な決済手段を取り揃えています。
決済手段が多ければ多いほど、顧客の離脱を防ぎやすくなります。
クレジットカードを持たないユーザーにアプローチするためにも、導入を検討するべき決済サービスといえるでしょう。
2.固定の月額料金や導入のための費用が必要ない
KOMOJUは固定の月額料金や導入のための費用が必要ありません。
かかる費用は商品購入時に発生する手数料だけなので、なるべく費用を抑えられるのもKOMOJUの魅力の一つです。
3.強固なセキュリティを誇る
KOMOJUのセキュリティは、グローバルセキュリティ基準の「PCI-DSS」に完全準拠しており、決済処理サービスの中でもトップクラスのセキュリティを誇ります。
独自の不正検知システムもあるため、不正行為を未然に防ぐことも可能です。
4.登録が早くて導入も簡単
KOMOJUは登録が早くて導入も簡単なので、すぐに利用できるのも嬉しいポイントです。書類のみで審査が完結し、申し込み後の電話確認も原則ありません。
よって、審査から導入までスピーディに完結します。
また、専用のプラグインが用意されていて、さまざまな方式のAPIを利用できるため、ECサイトへの導入が簡単です。
なお、日本語のサポートにも対応しています。
5.海外の決済方法にも対応している
KOMOJUは韓国や中国、ヨーロッパで人気の決済方法にも対応しています。kOMOJUを活用することで、海外市場でもスムーズに商品やサービスを販売できるでしょう。
また、KOMOJUは複数の市場の取引をまとめて管理することも可能です。
アジアやヨーロッパへの展開を視野に入れている事業主にもおすすめです。
KOMOJUの弱み・デメリット
KOMOJUの弱み・デメリットとして、「電子マネー」に対応していないことが挙げられます。
電子マネーは近年普及してきている決済方法です。SuicaやICOCAといった交通系ICカード以外に、nanacoやWAON・楽天Edyなどが有名です。
他に、スマホ決済のAmazon Payや楽天ペイにも対応していません。
Amazonと楽天市場はECサイトで高い利用率を誇るため、対応していないのはデメリットといえるでしょう。
デメリットを含めた上でKOMOJUを利用するかどうか決めることが大切です。
まとめ
本記事では、KOMOJUの特徴やメリット・デメリットについて分かりやすく解説しました。
基本的にはKOMOJUさえ利用していれば大きな問題はありませんが、電子マネーやAmazon payなど、かゆいところに手を伸ばそうとすると他の決済サービスの導入検討が必須です。
しかし、KOMOJUは決済手段が多く、月額料金や導入費用がかからないのが魅力的です。
さらには、海外の決済方法にも対応しています。クレジットカードを持たないユーザーにアプローチするためには、対応を検討すべきサービスといえるでしょう。
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