無料、もしくは格安のツールを利用して自分でホームページを作成したい。そんな相談を私が受けた時におすすめしているツールは3つです。
格安ツールを利用してホームページを作成するメリットは、知識がなくても簡単にできること。
私が国産の作成ツールをおすすめする理由としては3つ。
- 何か問題があったときに解決しやすい
- 日本人好みのデザインができる
- 日本語を当てはめてもデザインが変にならない
かっこいいデザインであっても、日本語をあてはめたらダサくなる・・・というのは、あるある。
誰かの力をかりずにホームページを作成しようとした場合には、ツールの「使いやすさ」「わかりやすさ」「(問題の)解決しやすさ」も大事です。
無料〜格安でホームページを作ろうと思ったら「どこに費用がかかるのか」ということを理解しておくと、より選びやすくなります。
この記事では、無料でホームページを作るためのポイントと、おすすめの無料〜格安のおすすめホームページ作成ツールをご紹介します。
無料でホームページを作るには?確認ポイント3つ
できるだけホームページに費用をかけたくない、という場合には無料ホームページ作成ツールを使うのがおすすめです。
まずは無料から有料になる場合はどういった点が違うのかを理解して、ホームページ作成ツールを選びましょう。
1.ホームページ内に「広告」が表示されてもかまわない?
サービスを提供する側が”無料でサービスを提供する”というときには、何かしらメリットがないとできないもの。
”無料でホームページが作成できる”という場合、「そのサービスの広告がページ内に表示される」仕様になっていることがほとんどです。
たとえば、ペライチの無料プランでは上下に広告が表示されます。広告が表示されてもかまわない、という場合には無料でホームページを作成できます。
2.独自ドメイン(URL)を使えなくてもかまわない?
独自ドメインとは「miyazakilife.com」のように、自分の好きな文字列で作ったURL(ホームページアドレス)のこと。
URLを独自ドメインにするメリットは3つ。
- 覚えてもらいやすくなり信頼性があがる
- 独自のドメインパワーを蓄積できる
- 別のサイトに乗り換えても同じURLを使える
売上が上がってきて”もっとこうしたい”というこだわりが出てきた場合には、サイトリニューアルを検討することになるかもしれません。
そういう時に独自ドメインを利用していると、同じURLを使い続けることが可能です。
多くのホームページ無料サービスは、サービス独自のURLを提供しています。たとえばペライチの場合。
無料プランの場合は、ペライチが用意したドメイン(URL)になります。
https://peraichi.com/landing_pages/view/〇〇
という風に、○○の部分だけをオリジナルに設定できるURLになります。
たいてい有料プランにしないと独自ドメインを設定できませんが、アメーバオウンドの場合は無料プランでも独自ドメインを設定できます。
ドメインを取得する場合は、「ムームードメイン」か「お名前.com」がおすすめ。
多くのサービスでは、この2つの設定方法の説明があるので、わかりやすいかと思います。
3.たくさんページを作る予定はある?
サービス提供側は無料でホームページの場所を提供しているので、無限にスペースを貸せるわけではありません。
ホームページを無料で作れる、といっても、そのスペースには制限があります。
1ページだけで完結する内容だったり、新しくどんどん画像を追加するといった頻繁な更新が必要ない場合には、無料でホームページのスペースを使い続けることができます。
おすすめの国産ホームページ作成ツール3選
無料でホームページを作成したいなら、選択肢は「アメーバオウンド」か「ペライチ」。
月額無料のまま独自ドメインを使いたいなら「アメーバオウンド」(年間のドメイン代はかかります)、商品や店舗をリッチに紹介したいなら「ペライチ」。
予約フォームやお問い合わせアドレス、クーポンなど充実した機能を求めていて、予算が月1,000〜5,000円までOKなら、グーぺがおすすめです。
特にSNSを活用している人におすすめ『アメーバオウンド』
- ブログ機能がある
- SNS連携で更新感を出せる
- 無料で設定できる範囲が広い
アメーバオウンド(AmebaOwnd)は、シンプルでおしゃれなホームページやブログを無料で作成できるサービスです。
デザインのほとんどが画像メインの見せ方になるため、飲食店やファッション、アーティスト、ネットショップなど、写真で見せることのできる業種に向いています。
私がアメーバオウンドをおすすめする人は「SNS」などを活用している人。
アメーバオウンドの最大の利点は、バラバラに運営しているSNSをサイトで見せ、更新してる感を出すことができます。
「SNSは頻繁に更新するけれどホームページはあまり触らないかも」という人にぴったりです。
アメーバオウンドは、写真・テキスト・音楽データ等のデジタルコンテンツも販売可能な無料のネットショップカート「BASE」と連携して、ネットショップも簡単に作成できます。
Instagram販売Appで商品を簡単に連携して、Instagramの投稿から直接商品を販売することもできます。
アメーバオウンド(AmebaOwnd)では普通は有料になる、独自ドメインやアクセス解析の設定までできるので、なるべく無料でホームページを作成したい人におすすめです。
デザインの自由度を重視するなら『ペライチ』
- ブログ機能はなし
- 感覚的に触れるので簡単で使いやすい
- ブロック組み合わせでデザインの自由度が高い
ホームページを作成する際に、デザインの自由度や機能を重視する人には『ペライチ』がおすすめです。
『アメーバオウンド』や『Goope』は情報を見せるための型がある程度決まっているのですが、『ペライチ』は型(ブロック)を組み合わせてオリジナルなデザインを簡単に作れます。
そのおかげで「こんなデザイン欲しかった!」という、日本あるあるの会社らしいデザインや採用ページも作りやすいんです。
トップページのメインにYoutube動画を設定したり
背景画像の上に自社のロゴを重ねたり
商品をPRして販売につなげたり
イベントの告知サイトでは協賛企業のロゴを並べたり
日本でよく見るデザインパターンが踏襲されています。
デザインが苦手な人向けの、パターン別テンプレートも充実しているので安心です。
ペライチは2018年6月にユーザー数が10万人を突破。2019年2月には15万人突破と、日々ユーザー数が増え続けています。
無料で作成できるので、まずはぜひお試ししてみることをおすすめします!
機能性を重視するなら『Goope(グーペ)』
- ブログあり(JUGEMを利用)
- 商用ページに欲しい機能が充実
- 管理画面でお問い合わせ対応ができる
グーペは月額1000円〜のホームページ制作サービスです。テンプレートを利用して、知識がなくても簡単にホームページを作成できます。
先に紹介した『アメーバオウンド』と『ペライチ』との大きな違いは、独自ドメインのメールアドレスを作れること。
基本的にメールを利用するには「サーバー」といって、メールの情報を置く場所が必要です。
そのため別途サーバーの契約が必要ですが、グーペはサービス内に含まれていて、管理画面上でお問い合わせメールのやりとりが可能です。
さらに、お店に便利な機能が詰め込まれています。
- カレンダー
- フォトアルバム
- 店舗情報
- スタッフ紹介
- メニュー
- クーポン
- 求人ページ
- ブログ
こういった機能を活用していきたい人には、グーペがおすすめです。
用途に応じて最適なホームページ作成ツールを
ホームページ作成ツールを選ぶ基準は、「どれぐらいの予算で何をしたいか」によって変わってきます。
たとえば、月々の費用を無料でホームページを作成したい場合の選択肢は、「アメーバオウンド」もしくは「ペライチ」。
- 独自ドメインを設定したいなら「アメーバオウンド」
- 独自ドメインを設定しなくても良いなら「ペライチ」
という風になります。
ページ数が必要ない、そしてページ内で”商品やサービスなどをしっかりPRしたい”などの目的がある場合には、簡単&ブロックの組み合わせでリッチなページ作成できる「ペライチ」がおすすめです。
しっかりしたホームページの充実した機能が欲しいけれど、自分でホームページを作成して予算を抑えたい、という場合にはグーペがおすすめ。
ちょっとハードルはあがるけれど、
- デザインや機能の制限が少ないサイトが欲しい
- お問い合わせ用などのメールアドレスが欲しい
- SEO対策にも力を入れたい
という”こだわり”があり、自分である程度の情報を検索して調べることができるのなら、サーバーを借りてWordPressでの作成というのもいいかもしれません。
簡単作成ツールよりも手間はかかるけれど、利用している人が多い分、知識がない人もサイトを作りやすくなっています。
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