フリーランス・個人事業主になった人におすすめしたいサービスが、お金と保険のサービス『【FREENANCE】(フリーナンス )』です。
私がおすすめするポイントは3つ。
- 支払いがピンチの時には請求書を即日現金化
- 損害が発生!?フリーランスならではの事故を補償
- 自分の屋号名で専用振込口座を持てる
そんなすごいサービスがなぜ無料?デメリットはないの?
私自身、登録までにずいぶん情報を検討したので、フリーナンスの気になる点あれこれをご紹介します!
フリーナンスのおすすめポイント3つ
フリーランスの”困った”に特化したフリーナンスだからこそ、フリーランスは入って損なしのサービスになっています。
支払いがピンチの時には請求書を即日現金化
クライアントにサービスを提供してから代金をいただくまで数ヶ月・・・となると、ピンチになることも。
そんな時、フリーナンスの安心サービスが、会員登録したその日から利用可能な『即日払い』。
フリーナンスが請求書(専門用語:売掛債権)を買い取ってくれて、その代金が最短即日、銀行口座に振り込まれる仕組み。
買取してもらうために必要なのは、フリーナンス登録時に作成される「振込専用口座」に取引先から振込があることを知らせるための請求書です。
※ ★マークのついているものは請求書への明記が必須
- 請求金額(円・税込み / 税別の場合は消費税も)★
- 源泉徴収税(円)
- 請求日 ★
- 振込期限 ★
- 請求先会社名 ★
- 請求先担当者
- 振込み口座 (フリーナンスの口座であること)★
- 請求先会社のご住所
- お名前/屋号がある場合は表記
- ご登録いただいているご住所
- 捺印
会員登録直後は通常、現金化できる利用限度額が25万円に設定されていて、手数料率3〜10%となっています。
フリーナンスには、会計サービスの「Misoca(みそか)」や「freee」と請求書を自動連携することもできます。
基本的に請求書は買取(売掛債権)のために利用するので、入金予定の請求書を必ずしも登録する必要はありませんが、連携することで与信スコアの上昇や請求書の登録効率化につながります。
「FREENANCE(フリーナンス) byGMO」 新型コロナウイルスの影響を受けるフリーランサーを支援 『即日払い』が低手数料率・高限度額で利用可能に
期間限定で、『即日払いの利用限度額が通常の2.5倍、通常3〜10%の手数料率が最大で1%引き下げられた手数料でご利用いただけます。例えば利用限度額は通常、会員登録直後は25万円に設定されていますが、それが62.5万円まで引き上げられます。
情勢にあわせフリーランスを支援してくれる、力強い味方です!
損害が発生!?フリーランスならではの事故を補償
フリーランスには損害が発生した時に「守ってくれる会社」がありません。
フリーナンスで無料のアカウントを開設するだけで、フリーランス特化型の損害賠償保険「あんしん補償」が自動でついてきます。
たとえば、こんな事故から守ってくれます。
- 業務遂行中の事故
- 仕事の結果の事故
- 受託物の事故
- 情報漏えい
- 著作権侵害
- 納品物の瑕疵
- 納期遅延
お仕事中の事故や納品物の欠陥を原因とする事故の補償(最高5,000万円)、フリーランス特有の事故の補償(最高500万円)がついてくるので、入って損なしです!
自分の屋号名で専用振込口座を持てる
どうしようかなと悩んでいたところの、フリーナンス。
サービス登録時に「開業届」をスマホで撮影してアップするだけで、30分もかからず「屋号名の振込口座」を作れてしまいました。
フリーナンスのデメリットは?
基本的にフリーナンスにデメリットはありません。強いていうなら、サービスの特性上、少なくとも以下の3つを理解しておくと安心です。
- 個人間での契約やお仕事には適用されない
- 普段と異なる取引時には注意
- 振込は毎週金曜日
個人間での契約やお仕事には適用されない
フリーナンスでは、マネーロンダリング(不正資金の出所や受益者をわからなくする行為)を防止する観点から、個人・個人事業主との取引には利用できません。
フリーナンス振込専用口座は、法人口座からの振り込みのみ受付となり、請求書の即日払いも法人口座との取引が対象となります。
ランサーズやクラウドワークスをはじめとした、クラウドソーシングのサイトでの報酬の振込先として指定することもできます。
ただしクラウドソーシングサイトの取引は個人間もあるため、即日払いの対象外です。
普段と異なる取引時には注意
反マネーロンダリングの観点から、「ん?」と疑問に思われるような取引があると、一時的に振替がストップすることがあるようです。
普段と異なるような大金が振り込まれる際などには、事前に請求書をアップして、不審に思われないようにしておくといいかもしれません。
振込は毎週金曜日
メインバンクがGMOあおぞらネット銀行以外の場合、毎週金曜11時までに専用口座に振り込まれた分が、金曜午前中までにメインバンクへ振込処理がされます。(着金タイミングは銀行による)
全ての取引をフリーナンス経由にする必要はないので、早めに入金が必要と認識している分は、メイン銀行への入金にしておくといいかもしれません。
フリーナンス登録前に!心構えの事前情報
最短で30分未満で口座開設!とはいえ、登録する際に事前に心構えがあるとスムーズに進みます。私はおおざっぱな性格が災いして、手間取りました(汗)
フリーナンス登録前の事前準備
必要なものを事前に準備して心構えをしておくと、スムーズに登録が進みます。
1.振込専用口座への入金を送金するメインバンク口座
自分のメインバンクの口座情報を手元に用意しておきましょう。
登録時に口座番号が7桁でない場合には、エラーが表示されます。
7桁未満の場合には先頭部分に「0」を入力して、全部で7桁となるように入力を。
2.(屋号の口座を作る場合)屋号を確認できる開業届
振込口座の名義を屋号にする場合には、屋号を確認できる開業届をアップロードする必要があります。
スマホで撮影した写真でもOK。「フリーナンス振込専用口座の名義登録」という登録場所で屋号名を入力して、開業届をアップロードしましょう。
口座を開設した後に、名義を変更することはできません。
もし間違った場合には管理画面からお問い合わせをして、情報を削除してもらい、0から再手続きを。
3.顔写真付き・現住所が記載された身分証明書
フリーナンスの登録に利用できる身分証明書は以下のものになります。
- 日本のパスポート(写真貼付面、所持人記載面)
- 運転免許証
- マイナンバーカード(表面のみ)
- 住民基本台帳カード(顔写真ありのみ)
- 運転経歴証明書
4.身分証明書と自分が写った写真
「IDセルフィー」といって、ガイドに沿った写真が必要となります。
私の場合スマホのインカメラでは証明書の画像が反転してしまったため、登録時に用意されている「IDセルフィーを撮る」ボタンを押して、PCで撮影しました。
口座開設が完了したら最初に「口座名の修正」がおすすめ
登録申し込みをして、早くて30分未満で振込専用口座の開設完了メールが届きます。
最初の口座名義は、「指定口座名/GMOCN」。末尾の「/GMOCN」は削除可能ですが、削除した場合、口座番号が変更されます。
ログインした画面に【/GMOCNを取る】という削除ボタンが用意されています。
フリーランスは『フリーナンス』に入っておいて損なし!
フリーランスは、守ってくれる会社がありません。そんなフリーランスを守りたいという思いから誕生した『フリーナンス』。
フリーナンスに登録しているということは、同時に3つの安心をクライアントにも与えることができます。
- 反社会的勢力ではないこと
- 写真付きの公的な身分証による本人確認が済んでいること
- 『FREENANCEあんしん補償』適用の対象
認知度が高まるほど、フリーナンス利用への安心感も高まっていくはずです。
サービスは日々進化中で、いまあるデメリットも来年には解消しているかもしれません。
また、フリーランスには信頼がなく、事業に関する融資や住宅ローンの審査にも不利です。その点も、将来的にはフリーナンスを役立ててもらうことも考えているようです。
活用すればするほど、信頼性が上がるフリーナンス。フリーランスの人は、早いうちに入っておいて損はないと思います。
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