LINE乗っ取り？なりすまし？！早急に行うべき対処法

身近な人が「LINE乗っ取られたー！どうしよう！」となり、そして連鎖的に騙される流れに。結果的には乗っ取りではなく”なりすまし”でしたが、そういう場合に早急に対応したい手順をまとめました。

気付いた時には「LINEを乗っ取られてませんか？」と知り合いから次々に電話などで連絡がくる流れになりますが、まずは後回しにして対応策を早急に進めましょう。

まずはLINEにログインできるかどうかを確認

「乗っ取られた？」そう思った時には、すぐにLINEにログインしましょう。

「利用できません」というメッセージが表示された場合には、乗っ取られた可能性大です。ログインすることはできなくなるため、早急にLINE報告フォームより連絡しましょう。

利用することができません
他の端末で同じアカウントを利用したため、この端末に保存された情報はすべて削除されます。

ログインできた場合には、すぐにLINEのセキュリティ情報のチェックを行いましょう。

LINEにログインできない場合には

早急にLINEのお問合わせフォームから連絡をしましょう。

機種を選び、サービスは「LINE」、カテゴリは「アカウント・登録情報」を選択し、表示される項目に従って情報を入力します。

「混雑状況や内容により、返信に2～3日ほどお時間をいただく場合があります。」とありますが、乗っ取りやなりすましが疑われる場合には割と早めに対応してくれるようです。

LINEにログインできない状態では対処のしようがありません。LINEからの連絡を待ちましょう。

乗っ取り防止！LINEのセキュリティ情報をチェック

LINEに無事ログインできた際には、セキュリティのチェックを行い、設定の見直しをしましょう。

設定の見直しは、歯車マークの「設定」をクリック。

設定画面の項目の中から「アカウント」を選択します。

他の端末からのログインを確認する

PCやiPadのLINE、およびLINEの各種サービスへのログインを許可している場合、「ログイン中の端末」を確認できます。

ログインに身に覚えのない端末があれば、「ログアウト」をクリックして、不正なログインを解除しましょう。

不正ログインはPCから行われる場合が多いです。そのため、スマートフォンのLINE以外からログインする機会がない場合には、「ログイン許可」をオフにしておきましょう。

LINEのパスワードを変更する

乗っ取りやなりすましの危険を感じたら、LINEのパスワードを変更しておきましょう。

パスワードは、アカウントの「パスワード」から変更できます。

新しいパスワードを2回入力すると、パスワードの変更作業の完了です。

乗っ取り犯は他のサービスで漏れた情報で不正アクセスをしている可能性が高いです。

そのため、パスワードはサービスごとに変更しておきましょう。「共通部分」と「サービスに由来した独自のルール」のパスワードを組み合わせると、忘れにくいのでおすすめです。

友人・知人がLINE乗っ取りやなりすまし被害に合ったら

乗っ取り犯やなりすましと思われるメッセージが届いたら、電話や他のツールを用いて、本人に確認をとりましょう。

本人からの連絡でないことが確認できたら、速やかにLINEに報告することで、詐欺行為をいちはやく防ぐことができます。

通報は、トーク画面の右上「設定」をクリック。

設定画面の中の「通報」から、報告します。

LINE社で通報を確認後、利用規約に抵触する行為だと判断された場合には対応してもらえます。

電話番号＋SMS認証番号は乗っ取りではなく”なりすまし”

LINEで友人や知人から「電話番号」と「SMS認証番号」を聞かれたら、乗っ取りではなく”なりすまし”かもしれません。

LINEで新規アカウントを作る際、電話番号が必要です。電話番号を登録すると、携帯電話のSMS（ショートメッセージサービス）に認証のための番号が届きます。

そのため、”なりすまし犯”に「電話番号」と「認証番号」を教えてしまうと、あなたが教えた情報で新しいLINEアカウントを作成されてしまいます。

そうすると、あなたの電話番号を登録している人に「新しい友だち」として表示されます。

”なりすまし犯”は、あなたがLINEで使っていたプロフィール画像・名前を登録しているので、傍目には本人と思われてしまうわけです。

なりすまし犯は、金銭を要求する詐欺行為を行います。

友人・知人に迷惑をかけてしまわないためにも、セキュリティには十分に注意して、同様の件があれば速やかに対処して被害が大きくならないようにしましょう。