Facebookページを非公開（削除）対応された！異議申し立ての対処法

管理していたFacebookページが、何も警告がなく突然、Facebookチームにより非公開にされました。再び公開することができたので、同様に困っている人向けに対処法をまとめました。

Facebookページを規模に関係なく突然削除される恐怖

Facebookからのアカウント停止やページ削除（非公開）、さらには広告の停止まで、困った状況に陥った事例はわりとあるようです。

個人用Facebookアカウントが停止されました。 | Facebookヘルプセンター

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Facebookの広告アカウントが停止…その後に取るべき対策と改善策は？| Nao’s Blog

Facebook広告を行っていようが、ファンが多くて活発であろうが、「規約に違反している」と判断されれば削除や停止される可能性があるのです。

以下のサイトにて、130,000人のファンがいるFacebookページが削除されたケースが紹介されていました。

2010年12月にフランスの大手衣料品店KiabiのFacebookページが、ガイドラインの違反によって完全にページが削除されました。
その時点でのファン数は130,000人でフランスでも最大級のFacebookページでした。
やっちゃっていませんか？Facebookの規約違反 | Social Media Experience

Facebookページを運用する場合には、事前に規約をよく確認して違反しないこと、そして違反していない場合には毅然とした態度で対応することが大事です。

公開停止が妥当ではない場合にはFacebookサポートに「異議申し立て」を行う

私のケースでは管理していたFacebookページにいつも通りにアクセスすると、以下のような表示になっていました。

ページが非公開になりました
あなたのページでの最近のアクティビティは、Facebookページ規約に違反しているようです。ページの公開停止措置が誤りだと思われる場合は、異議を申し立てることができ、Facebookが再審査を行います。

さらに他の管理者の元にはこのようなメール内容が届きました。

件名：（ページ名）のFacebook機能制限のお知らせ

○○さん
（ページ名）はFacebookページ規約に違反しているため、公開が取り消されました。あなたはまだページを閲覧することが可能ですが、他の人にはページが表示されず、新しいページ管理者を追加することもできません。これが誤りだと思われる場合は、ご連絡ください。
よろしくお願いいたします。
Facebookチーム

このような場合にはFacebookの「ページ、グループ、イベントに関するポリシー」を隅々まで読んで、まずは規約違反をしていないかどうかを確認します。

違反している場合には、対処しようがないかもしれません。けれど、違反していないのにFacebookページの機能が制限された場合には、Facebookサポートに「異議申し立て」をします。

申し立てをすると、「確認し、折り返しご連絡いたします！」と表示されます。

思い当たる点がなければ「ユーザーからの報告」の項目について異議申し立て

私のケースではそもそも”規約に違反をしていない”と思われる上に、事前の警告もなかったため「この制限を解除すべき理由をお伝えください。」と書かれていても、推測でしか伝えられませんでした。

推測で「異議申し立て」を行っても、数十分後にはステータスが「終了」になっていて折り返しの連絡すらありません。

”そこは今回の規約違反となっている部分ではありません”ということなのでしょうか・・・。非公開の処置に対して異議申し立てをしたつもりが、「ページの削除に異議申し立て」となっているのも、ゾッとしました。

健全な数千人規模のFacebookページが、わけがわからないまま削除されてしまったのですから。

認識のないことで「Facebookの規約に違反している」と判断されるのはなぜ？という疑問の中、同様の状況で悩む人への回答に以下のようなものがありました。

報告を受けるFacebook側では報告内容を調べず、一方的にページを削除してしまうのではないでしょうか？
Facebookの報告のシステムは悪意のある第三者が報告をする事を想定していないように思います。
–運営するFacebookページが突然削除されました。規約違反事項にも該当せず心当たりがありません。理由と対処法教えてください！ | Facebookヘルプコミュニティ

ここで「第三者からの報告」という一つの可能性にいきあたりました。Facebookでは、ユーザーからページの問題を報告できる仕組みがあるのです。

問題の内容についてお聞かせください

・単に好きではない
・私または知り合いに対する嫌がらせである
・Facebookに載せるべきではないと思う
・詐欺コンテンツである
・私の著作物を無許可で使用していると思う

また、投稿内容に対しても問題を報告することができます。

今回の規約違反は投稿内容ではなくページに対するものだと思われたため、違反に該当しそうな「嫌がらせ」「詐欺コンテンツ」「著作権」に対して、異議申し立てを以下のように行いました。

最後に「それでもなお改善すべき点があれば、お知らせください。」という一文を添えて、情報を送信。

すると、今度はステータスが数十分たっても「終了」に変わらず「処理中」のままとなりました。心配になったのは夕方に申し立てを行い、数時間経っても「処理中」のまま状況が変わらないこと。

facebook businessのチャットサポートが営業時間外となっており、再開が8：15am〜となっていたので、焦らず翌日の対応を待つことにしました。

結果、ステータスの変更やサポートからの返答がないものの、翌日の10時過ぎに非公開状態が自然と解除されました。

Facebookページの運用は規約違反にならないように十分に注意を！

今回のケースでは「絶対に規約違反していない」という自信があったからよかったようなものの、知らずに規約違反していた場合には対処のしようがないかもしれません。

突然、大事なFacebookページが非公開（削除）されてしまわないように、事前に規約をしっかり理解しておきましょう。

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