「アドセンス 配置」や「アドセンス 広告 位置」で検索すると、アドセンスの収益を稼ぐためのノウハウ情報を見つけることができます。
ただジャンルやサイト構成にもよるので、必ずしも「○○するとよい」とは言えません。私が実践した、アドセンス収益を倍増させるための分析方法をご紹介します。

アドセンスの「自動広告」に効果はある?検証方法
アドセンスの画面にて「自動広告」の設定をおすすめされていたので、なんとなく設定。
でも、ユーザーの一人として記事を読んだ時に「画像が多い記事」で、自由な位置に出現する自動広告を邪魔に感じる時も。
アドセンスの自動広告はほんとうに効果があるのか?確かめたい時には、アドセンスのレポートから確認します。

レポート対象の設定部分から、「広告の動作」を選択。

「クリック数」のタブをクリックすると、どれぐらいクリックされているのかを確認できます。


自分のサイトに合ったアドセンス広告で「収益を倍増」させる検証方法
アドセンスの広告設定を見直す場合には、「レポート」から配置した広告の数値を比較します。
少ない期間・インプレッションのデータで検証すると、大きく数値が変わりやすいので、ある程度のボリュームあるデータでの検証がおすすめです。
収益を倍増させるために、比較検証するポイントは2点。
- クリック率
- CPC(1クリックあたりの単価)
同じ表示回数であっても、クリック率や単価が違うだけで収益は大きく変わっていきます。
データを見ながら、アドセンスの収益が増えるように広告の表示を工夫していきましょう!
「広告名」は比較検討しやすい名前にする
新規でアドセンスの広告を作成する際、任意の名前で設定することできます。

この際にわかりやすい名前にしておくと、レポートを見た際に比較検討がしやすくなります。

私の場合は、上記のように
- 広告の位置
- 広告の種類
を広告ユニットの名前に設定しています。
記事内に複数設定する場合、どの位置にどんな種類のアドセンス広告が効果があるのか。情報を比較検証するために有効です。
アドセンスの「広告の種類」を比較検証する
同じ位置であっても、「広告の種類」によってアドセンスの広告効果が変わってきます。
自然な感じを狙うならば、「ネイティブ広告」。サイトに合わせて、自然に溶け込んで表示させることのできる広告です。
こんな風にテキスト+画像で表示されることが多く、よく見ると(広告)という文字が盛り込まれています。

「ディスプレイ広告」は、バナーで表示されることの多い広告。
こんな風に一見して広告とわかるような表示となり、さまざまなサイズ・タイプの広告が表示されます。

広告ごとの成果を確認するには、アドセンスレポートの「広告ユニット」を選択して、「クリック数」タブを選びます。

右上に表示されているカレンダーアイコンをクリックすると、期間を選べるので、変更する前と後の期間のデータを確認します。

結果として、特定位置の広告の種類を改善したところ、クリック率が0.1%から0.3%になりました。
10000回表示、クリック単価50円と仮定した場合
- 変更前クリック率0.1%の収益:500円
- 変更後クリック率0.3%の収益:1,500円
と3倍の収益になりました。
アドセンスの「広告のサイズ」を比較検証する
アドセンスの広告設定を「レスポンシブ」に設定すると、さまざまなサイズで広告が表示されます。
サイズごとの効果を知りたい場合には、レポートから「広告ユニット」を選択し、知りたい広告ユニットのリンクをクリック。

次にレポート対象の選択部分をクリックして、「クリエイティブサイズ」を選びます。

「クリック数」のタブを選択すると、広告サイズごとのクリック数・クリック率・CPCなど、改善に役立つ数値を確認することができます。

私の場合、PCで閲覧した場合のサイド広告は「視認性の高い縦長サイズ」が表示されるように設定しました。
参考:レスポンシブ広告のタグパラメータの使用方法- AdSense ヘルプ
どどーんと目立って、嫌でも目に入ってくるサイズです。

結果として、平均データでアクティブビューの数値と、クリック率が倍増しました(スマホ含む)。

10000回表示、クリック単価50円と仮定した場合
- 変更前クリック率0.09%の収益:450円
- 変更後クリック率0.24%の収益:1,200円
と倍増した収益となりました。

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